ゼレンシキー大統領、ギャンブル合法化法に署名
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、「賭博運営・実施活動の国家規制法」に署名をした。
最高会議ウェブサイト上の同法のステータスが「大統領の署名を経て返却」に変更された。
同法は、賭博(ギャンブル)をライセンスなく運営することへの刑罰を定めるとともに、賭博用機器の配置ホールが設置できる施設を3つ星~5つ星のホテル内に限定する。
ライセンスなく賭博を運営した場合の刑事罰が適用される。
また、同法は、従来からある「宝くじ」にも規制を加えており、賭博一般を行えるのを21歳以上とする年齢制限が導入される。
広告面では、「簡単に資産を増やす」手段であるとして賭博を宣伝することが禁止されるなど、賭博場の宣伝内容に制限が設けられる。
同法は、侵略国(編集注:ロシア連邦)の住民が賭博ビジネスをウクライナ領で所有することを禁止する。
ウクライナでは、過去11年間、賭博ビジネスが禁止されていた。
なお、同法は、最高会議にて2020年7月14日に第二読解にて採択されていた。