米国、ロシアに対しクリミア・タタール人の人権侵害を止めるよう呼びかけ
ウクルインフォルム
米国は、ロシア連邦に対して、被占領下クリミアにおけるクリミア・タタール人に対する人権侵害を止め、ウクライナの主権領土を解放するよう呼びかけている。
9日、駐ウクライナ米大使館が「世界の先住民の国際デー」に合わせたメッセージをツイッター・アカウントに掲載した。
米大使館は、「世界の先住民国際デーに、私たちは、クリミア・タタール人の人権に対する残酷な侵害を止め、ウクライナの主権領土から撤退するよう要請する」と呼びかけた。
また、ツイートには、「クリミアはウクライナだ」とのハッシュタグが付けられている。
On International Day of the World’s Indigenous People, we call on Russia to cease its cruel violations of the human rights of Crimean Tatars and to withdraw from sovereign Ukrainian territory. #CrimeaIsUkraine
— U.S. Embassy Kyiv (@USEmbassyKyiv) August 9, 2020
なお、同日、ゼレンシキー大統領は、立法レベルでクリミア・タタール人の先住民地位を定めるべきだと発言している。
また、8月9日は、1994年12月23日付けの国連総会決議により、「世界の先住民の国際デー」に定められている。