ワグナー傭兵引渡しにつきベラルーシの正式な同意はまだない=クレーバ外相

ワグナー傭兵引渡しにつきベラルーシの正式な同意はまだない=クレーバ外相

ウクルインフォルム
ベラルーシ領で拘束されたロシアの民間軍事会社「ワグナー」傭兵の内、ウクライナのドンバス地方で武装集団側で戦闘に加わっていた者のウクライナへの引渡し問題につき、ウクライナ政権は、現時点でベラルーシ政権から、これら人物を引き渡す準備があるとの正式な連絡は受けていない。

6日、ドミトロー・クレーバ外相がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ外相は、「昨日の両国大統領(編集注:ゼレンシキー氏とルカシェンコ氏のベラルーシ領でのワグナー傭兵拘束に関する)の対話は、非常に建設的だった。双方から、関連の指示が治安機関に出された。しかし、ベラルーシがウクライナにそれらの人物を引き渡すことに正式に同意したという正式な連絡は、私たちは受けていない。現時点で、それはマスコミの情報源の形でのみ流れているものだ」と発言した。

同時に外相は、本件につき「現時点で、私たちは、ベラルーシ側との連携のレベルに驚いている」とも発言した。

また外相は、「今後どうなるか、見てみよう。私は、本件についてあなた方に報告することを約束する」と発言した。

なお、同日、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、ミンスク近くでのロシアの民間軍事会社「ワグナー」傭兵の拘束を巡る状況を審議するために、ロシア連邦とウクライナの検事総長をベラルーシに招待するよう指示を出している

7月29日、ベラルーシの治安機関がミンスク近郊にてロシアの民間軍事会社「ワグナー」の傭兵33名を拘束したと発表していた。同国国営メディアは、彼らは、「選挙期間中の情勢不安定化のために」7月25日にベラルーシに入国していたと報じた。ルカシェンコ大統領は、安全保障会議において、ロシア連邦を「汚い意図がある」として断罪している。

ベラルーシにて拘束されたよう傭兵の中には、ウクライナのドネツィク・ルハンシク両州出身者が含まれていることが分かっている。ウクライナ大統領府は、ウクライナはベラルーシに対し、ドンバスにおける犯罪容疑のある、ロシアの民間軍事会社「ワグナー」戦闘員の引渡しを要請すると発表していた。

5日、ゼレンシキー大統領は、ルカシェンコ大統領と電話会談を行い、ウクライナ東部ドンバス地方にて違法集団の行為に関与した人物は刑罰を免れないと述べ、「ウクライナ領でのテロ活動を行った容疑のある者が全員、刑事責任追求のために、現行国際法に従って私たちに引き渡されることを期待している」と発言した。

なお、現在ベラルーシでは、8月9日に投票日を迎える大統領選挙の選挙運動が続いている。野党勢力では、同様に出馬が認められなかったツェプカロ氏とヴィクトル・ババリコ氏が、スヴェトラナ・チハノフスカヤ氏への支持を表明しており、このチハノフスカヤ氏が同選挙における主要な野党候補となっている。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用は検索システムに対してオープンである一方、ukrinform.jpへのハイパーリンクは第一段落より上部にすることを義務付けています。加えて、外国マスメディアの報道の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びキャリー元マスメディアのウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。オフライン・メディア、モバイル・アプリ、スマートTVでの引用・使用は、ウクルインフォルムからの書面上の許可を受け取った場合のみ認められます。「宣伝」と「PR」の印のついた記事、また、「発表」のページにある記事は、広告権にもとづいて発表されたものであり、その内容に関する責任は、宣伝主体が負っています。

© 2015-2021 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-