保安庁、ベラルーシで拘束された露民間傭兵の引渡しを主導すると発表
ウクルインフォルム
保安庁(SBU)は、ベラルーシにて拘束されたロシアの民間軍事会社「ワグナー」の傭兵につき、犯罪人引渡しの手続きを開始する。
SBU広報室がウクルインフォルムに伝えた。
広報室は、「SBUは、ベラルーシにて拘束された人物の犯罪人引渡し問題を主導していく」と伝えた。
これに先立ち、ベラルーシの治安機関は、7月29日未明に首都ミンスク近くにて、外国の民間軍事会社「ワグナー」の傭兵32名を拘束したと発表していた。拘束した傭兵の中の14名は、以前にウクライナ東部ドンバス地方にて、ロシア武装集団側で戦闘に参加していた者だと伝えられている。
なお、ベラルーシでは、8月9日に大統領選挙の投票が行われる。過去数か月、ベラルーシの複数の町にてルカシェンコ現大統領に対する抗議運動が行われているが、これに対して政権側は参加者を大量に拘束している。