ゼレンシキー大統領、活動家自宅放火につき「非常に心配で悲しい」

ゼレンシキー大統領、活動家自宅放火につき「非常に心配で悲しい」

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ゼレンシキー大統領は、汚職対策問題の活動家として知られるヴィタリー・シャブーニン氏の自宅が放火を受けたことにつきコメントした。

23日、ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントにコメントを掲載した

大統領は、今回の放火につき、多くの悲劇や社会を震撼させる出来事が起きてなお、ウクライナ社会が非文明的な手段を放棄できず、「見せしめの暴力で遊ぶ」ことを止められずにいることを示すものだと指摘した。

大統領は、「私個人は、これを非常に心配し悲しんでいる。私は、類似のことが他の国でも起こっていることはわかっているが、しかし、私は、ウクライナは、対立の時代をもう抜け出さねばならないと思っている。一つ一つのこのような事例が私たちの国家の評判、政権の新しい機構、特に治安機関に影を落とすのは自明だ」と書き込んだ。

その上で大統領は、治安機関は迅速で専門的な対応をしなければならないと強調した。大統領は、「私は、治安機関が迅速に捜査し、終止符を打つことを待つ。誰がやったのか? なぜこのようなことが起きたのか? その『何者か』はなぜ、何より、社会の困難な問題を確かにひんぱんに扱っている市民活動家に対して、このように残虐なやり方を取っているのかについて、調べなければならない」と述べた。

大統領は、シャブーニン氏や、自らの市民としての立場表明により、「このような不愉快な状況に陥っている」人々に対して同情を表明した。

放火されたシャブーニン氏の自宅 写真:イェウヘン・コテンコ/ウクルインフォルム

その上で、大統領は、「犯罪者は、必ず見つけ罰さなければならない。見つけて、罰することだ。私たち、社会は、論争ある問題に関して自らの立場を述べる者に対して、忍耐強く接することを学ばなければならない」と指摘した。

これに先立ち、23日、汚職対策に取り組む市民団体「汚職対策センター」(ANTAC)の代表である著名活動家のヴィタリー・シャブーニン氏は、23日未明に自宅が何者かに放火されたと伝えていた


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