ゼレンシキー大統領、バスハイジャック犯拘束につき「テロに居場所はない」
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は21日、ルーツィク市でのバスハイジャックの人質の解放に携わった人全員に歓迎のメッセージを伝えるとともに、どの国にもテロリズムに居場所はないと発言した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
大統領の書き込みには、「ルーツィク市の人々の解放のため、実質的に彼らの命のために一日中闘ってきた人たち皆を歓迎する。私たちは皆、心配し、出来事の進展を追い、計画を作りつつ、状況に応じて計画を変えてきた。人命は、最も価値の高いものだ。私たちは、誰も失わなかった」と書かれている。
大統領はまた、現在、バスで一日中苦しんだ人々を親族や近しい人たちが抱きしめているだろうと述べた。
また、大統領は、「どの国にもテロリズムに居場所はない」と強調した。
これに先立ち、21日朝、西部ルーツィク市にて、武装した身元不明の人物がバスを乗っ取り、乗客ら約20名が人質となったことが発表されていた。同日夜、内務省は、治安機関がバスを襲撃し、立てこもっていた男性を拘束、人質は全員解放したと発表していた。
写真:大統領府