ウクライナ外務省、露占領下クリミアにおける新たなクリミア・タタール人拘束事例に抗議表明

ウクライナ外務省、露占領下クリミアにおける新たなクリミア・タタール人拘束事例に抗議表明

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ウクライナ外務省は、7日、一時的被占領下クリミアの複数地点にてロシア占領政権がクリミア・タタール人自宅に違法に家宅捜索を行い、複数名を拘束したことにつき、強い抗議を表明した。

外務省広報室が声明を掲載した

発表には、現在の情報によると、同日の家宅捜索により、少なくとも6名のウクライナ国民が拘束されたことが分かっていると書かれている(編集注:最新報道では、被拘束者は7名)。

外務省は、「ロシア連邦のこのような行為は、被占領下クリミアにおいて然るべき人権と基本的自由を完全に実現しようと願っているウクライナ国民を対象とした、継続される弾圧の実践である。ウクライナやその他の民主主義国家にとって規範であることが、被占領下クリミア領においては、占領国によって、脅威やテロ活動だとみなされるのだ。更には、意図的にイスラム教を信仰するクリミア住民の自宅を家宅捜索しており、これは宗教を根拠に迫害が行なわれていることを示すものである」と指摘した。

外務省は、ロシア連邦に対して、占領下クリミア半島の地元住民に対する弾圧の停止をはじめとする、国際法上の占領国が負う義務を良心を持って履行するよう要求している。

声明にはまた、国際社会に対してクリミア住民の権利と自由の保護を積極的に支持し続けるよう、また、一時的被占領下クリミアの人権保護を止めるべくロシア連邦に対して圧力をかけ続けるよう要請した。

これに先立ち、7日、7日未明午前4時頃、ロシアにより占領されているウクライナ領クリミアの4地点、7つの民家にて家宅捜索が行なわれたことが報告され、すでに7名のクリミア・タタール人が拘束されたと伝えられている。


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