仏での撃墜ウクライナ機のブラックボックス解析は5日間かかる=外務次官
ウクルインフォルム
本年1月にイランにて撃墜されたウクライナ国際航空旅客機のブラックボックスの解析は、7月20日にフランスにてはじまり、約5日間作業が行われる。
6日、イェウへーニー・イェーニン外務次官が記者団に対して発言した。
イェーニン次官は、「ブラックボックスの解析は7月20日に始まる。私たちは、5日間かかると見積もっている」と発言した。
次官は、ブラックボックスの解析は5日間より早く終わる可能性はあるが、ウクライナの専門家のフランスへの出張は7月20日から25日と予定されていると伝えた。
次官は、この解析により、同機撃墜事件の技術捜査の終了が可能となると伝えた。
これに先立ち、2020年1月8日、イラン首都テヘラン近くにて、テヘラン~キーウ(キエフ)間を飛行していたウクライナ国際航空旅客機ボーイング737が革命防衛隊のミサイルにて撃墜され、乗客・乗員176名全員が死亡した。
イランは、1月11日にウクライナ航空機を誤射で撃墜したことを認める発表を行なっている。