クレーバ外相、チャウショール・トルコ外相と会談

クレーバ外相、チャウショール・トルコ外相と会談

ウクルインフォルム
ドミトロー・クレーバは3、4日、トルコを訪問し、チャヴシュオール外相らと会談を行なった。

3日には、クレーバ外相とチャヴシュオール外相が会談後に共同記者会見を行なった。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

クレーバ外相は、ウクライナ・トルコ自由貿易圏協定は年内にも署名される可能性があると発言した。外相は、「私たちは、今年両国大統領による戦略評議会の次期会合を開催する用意があり、私たちはできるだけ中身を詰め込みたいと思っている」とし、自由貿易圏の署名が両国大統領の課題であると発言した。外相は、両国の経済関係省の代表者が本件の協議を続けていると伝えた。

また、クレーバ外相は、ウクライナとトルコの貿易量は現状の2倍にできるだろうとの見込みを示した。外相は、「私たちの貿易量は現在約50億ドルだ。私たちは、これを2倍にでき、そのための潜在力は十分にある」と発言した。

加えてクレーバ外相は、今回のトルコへの2日間の実務訪問を終えた後、今回の訪問の総括をウクルインフォルムに伝えた。

外相は、「(編集注:ウクライナとトルコの間の)3つの基本ファクターとなっているのは、高いレベルの政治対話と具体的な国家間プロジェクト、トルコ国内のウクライナビジネスの発展、それから人的交流の発展だ。これらの上に両国間の更なる緊密な関係が構築されている。それは私たちにとってだけではなく、地域全体にとって有益なのだ」と発言した。

続けて外相は、「第一に、ウクライナとトルコの関係は現在かつてないほどに良好で内容が豊富だ。最も重要なことは、その対話が非常に具体的であることだ。第二に、トルコにおいて、ウクライナビジネスが潜在力と展望を持っていることだ。私は、ウクライナの企業家たちと会談した際にそれを確認した。私たちは、両国間の自由貿易圏協定がない段階でも、ウクライナビジネスがトルコにおいて立場を強化できるよう支援していく」と発言した。

更に外相は、第三の人的要因について、「トルコのウクライナ人コミュニティが強化されている」と指摘した。外相は、「コミュニティは、支持と敬意を集めている。それは、両国関係における人的関係が極めて強固な基盤となっているということを意味する」と発言した。

なお、クレーバ外相は、7月3、4日にトルコを訪問した。アンタルヤにて、両国外相により、第8回戦略計画共同グループ会合と両外相の会談が行なわれた。また、クレーバ外相は、トルコ訪問中に在住のウクライナ人、クリミア・タタール人コミュニティ代表者やビジネス界代表者と面会した。


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