ウクライナは新型コロナ感染の深刻な段階に入った=シュミハリ首相
ウクルインフォルム
ウクライナでは、新型コロナウイルス感染(COVID-19)事例確認数が毎週増えており、複数の州では病床利用率が50%を超えている。
25日、デニス・シュミハリ首相が内閣緊急会合の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
シュミハリ首相は、「また過去最多記録である。ほぼ1000件のコロナウイルス感染が過去24時間で公式に確認された。毎週件数が増え続けている。私たちは、新たな感染の波を得ている。病床利用率は著しく高まっている。残念ながら、否定的なシグナルだ。これは、私たちが感染の深刻な波に入ったことを意味している」と発言した。
首相は、国民に対して防疫ルールを守るよう改めて呼びかけるとともに、ルールを守らない国民や施設は罰金が課されると強調した。
なお、6月25日9時時点で、保健省は、前日のウクライナ国内にて新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は994件であったと発表している。ウクライナでは、2日連続で過去最多の感染件数が確認されている。