ロシアとの鉄道輸送は当面再開の予定なし=外務次官
ウクルインフォルム
ウクライナ政府は、新型コロナウイルス感染件数が高い水準で推移しているロシア連邦との旅客輸送の再開を現時点で予定していない。
ヴァシーリ・ボドナール外務次官がウクルインフォルムへのインタビュー時に発言した。
ボドナール次官は、「政府がウクライナの国境を段階的に開放するとの決定を採択したものの、ロシアとの間の交通網再開に関しては、つまり、航空旅客輸送は2014年以来停止されているため、鉄道輸送網に関してだが、現時点では、議題に上がっていない」と発言した。
次官は、ロシアは現在新型コロナウイルスの感染ピークにあり、累計感染事例数で世界3位となっていることを喚起した。
次官は、「完全に輸送を再開することは単に危険であり、ウクライナの感染状況を脅威にさらすことになる。なぜなら、私たちのところでも数字は増えているからだ」と発言した。