ティモシェンコ氏率いる祖国党、国会補選でのリャシュコ急進党党首の支持を発表

ティモシェンコ氏率いる祖国党、国会補選でのリャシュコ急進党党首の支持を発表

ウクルインフォルム
祖国党は、最高会議(国会)の第208小選挙区(チェルニヒウ州)の補選にて、独自候補を擁立せず、急進党党首であるオレフ・リャシュコ候補を支持する。

15日、ユリヤ・ティモシェンコ祖国党党首が最高会議での記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ティモシェンコ氏は、「私たちのチームは、共同会合にて、オレフ・リャシュコ氏を第208選挙区でのウクライナの勢力からの統一候補として支持することを決めた。私たちは、独自候補を出さないし、全てのウクライナ勢力に対して統一候補を支持するよう要請する。それは正しいことであり、最高会議の野党勢力を強化するものだ」と発言した。

なお、第208小選挙区から選出されていたヴァレリー・ダヴィデンコ議員は、5月23日、キーウ(キエフ)市内の事務所にて遺体で発見されている。現在本件に関しては、意図的殺人の可能性にて刑事捜査が行われている。

中央選挙管理委員会は、6月5日、予算が拠出される場合には第208選挙区(チェルニヒウ州)での補選を10月25日に実施すると定めている。

なお、2020年10月25日には、ウクライナ憲法に従い、全国統一地方選挙が行なわれる見込みとなっている。

写真:イェウへニー・クジメンコ氏(フェイスブック)


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