ゼレンシキー大統領、防疫措置の再施行の前に新型コロナ感染件数増加の原因調査を呼びかけ

ゼレンシキー大統領、防疫措置の再施行の前に新型コロナ感染件数増加の原因調査を呼びかけ

ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、国内の新型コロナウイルス感染(COVID-19)件数が連日高い水準で発表されていることにつき、原因を解明するよう要請した。

12日、大統領がCOVID-19拡散防止定例会議の際に発言した。大統領府広報室が伝えた

大統領は、「迅速に感染数増加の原因を解明しなければならない。解明までは、全ての関連機関が、国民に対して、屋外でのマスク装着と社会的距離(ソーシャルディスタンシング)の維持が不可欠であると呼びかけねばならない。私は、人々がマスクをせず歩いているのを見ている。安全措置を遵守してはじめて、感染の脅威から身を守れるのであり、私たちの経済を防疫措置から救えるのだ」と発言した。

大統領は、COVID-19検査件数は増えており、現在1日平均で約2万のPCR検査と抗体検査が行われていると述べた。

大統領はまた、感染拡大が検査数拡大によって生じている可能性を指摘し、そのため、より厳しい制限措置を再施行する決定を採択する前に、感染者数増加の原因を理解しなければならないと発言した。

シュミハリ首相は、前日683件のCOVID-19事例が国内で確認されたことを喚起しつつ、政府が2日連続で感染件数が増加していることを懸念していると述べた。

ステパノウ保健相は、新型コロナウイルス感染症状の報告件数が増えているのが確認されていると伝えた。

また会議では、本日、定められた条件を満たしておらず、次の感染措置緩和に以降する準備のない地域として、キーウ(キエフ)州、ヴィンニツャ州、ヴォリーニ州、ジトーミル州、ザカルパッチャ州、リヴィウ州、リウネ州、テルノーピリ州、チェルニウツィー州が挙げられた。

なお、6月12日9時時点の発表によれば、ウクライナ国内にて新型コロナウイルス感染(COVID-19)事例が新たに683件確認され、累計確認数は2万9753件となっている。

写真:大統領府広報室


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