ステパノウ保健相、新型コロナ感染数の記録更新につき「何らかの対策を提案する」

ステパノウ保健相、新型コロナ感染数の記録更新につき「何らかの対策を提案する」

ウクルインフォルム
11日9時の保健相発表によれば、ウクライナでは、前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)事例数が過去最高となる689件確認された。ステパノウ保健相は、この数字は、防疫措置緩和が始まって以降、国民が防疫ルールを軽視しているからだと指摘した。

同日、ステパノウ保健相が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ステパノウ保健相は、「このような記録はこれまでなかった。4月の困難な時期、緊張のあった状況下ですら、1日の感染で689人というのは一度もなかった。過去1週間、私たちは、コロナウイルス感染事例登録数の高い水準を観察しており、私は保健大臣として、今後一週間、すでに提示されている安全ルール、勧告を遵守するようあなた方に要請する。大統領には、防疫措置は解除されていないこと、脅威は消えていないことが伝えられている。しかし、通りで何が起こっているかを見て欲しい。私たちは皆、防疫措置を終えたかのよう、防疫措置などすでにないかのよう、COVID-19の脅威がないかのようにふるまっているのだ」と発言した。

大臣は、過去2日間のCOVID-19による死者数が、23名と21名であったことを喚起し、ウクライナ国内の防疫措置は緩和されたのであって、解除されたわけではないことを改めて強調した。

大臣は、「どうして皆、防疫措置を全く守らなくて良いと思ったのか? 私たちが勧告していることは全て、私たちのために勧告しているわけではないことを理解しなければならない…。これら措置を遵守すれば、COVID-19感染の可能性は小さくなるのだ。しかし、遵守しなければ、このような数字になる」と発言した。

また大臣は、自らの責任から逃れるつもりはないが、自らの命と健康の責任は個々の国民が負っているのだと強調した。

同時に大臣は、感染拡大を受けて、何らかの措置が施行されると述べた。どのような措置かについては具体的には説明がなかった。

なお、6月11日、ウクライナ国内のCOVID-19事例は、新たに689件確認され、1日で確認された件数として過去最高となっている。


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