ゼレンシキー大統領、歴史問題につき「時間が答えを出すもの」
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、歴史問題について時間が解決すべきものであり、社会を挑発すような言動はすべきでないとの見方を示した。
ゼレンシキー大統領がウクラインシカ・プラウダ通信へのインタビュー時に発言した。
大統領は、「私は、ウクライナの独立を防衛した人々は皆、ウクライナの子であり、確かにウクライナの英雄だと思っている。私たちの間では、英雄と敵の差は紙一重だ。あなたも、ステパン・バンデラのストーリーへの(編集注:ウクライナ東部の)態度は知っているだろう。一義性はないのだ。私は、ウクライナ社会を挑発すべきでないと思っているし、時間が答えを出すべき質問に答えるべきではないと思っている」と発言した。
記者が更に、大統領個人はバンデラについてどう思っているかと尋ねると、「聞いて欲しい。私には、そのような時期のそのような人々、そのような出来事に対する態度というものはあり得ないのだ。私たちはそれらについて読みこそするが、その時を生きていたわけではない。単なる個人的立場なるものはあり得ないのだ」と発言した。
写真:大統領府