ダニーロウ安保会議書記、露連邦につき「人工的な存在であり、いずれ崩壊する」
ウクルインフォルム
オレクシー・ダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は、ロシア連邦は人工的に集められた存在であり、遅かれ早かれ同国は崩壊するだろうとの見方を示した。
ダニーロウNSDC書記が24局番組出演中に発言した。
ダニーロウ氏は、「それ(編集注:ロシア連邦)は人工的な存在であり、当時から銃でかき集められてできたものである。誰も自らの意思でそこに加わったものはいないのであり、それは遅かれ早かれ崩壊する土地集合体なのだ。それは全くもって自然なことだ。同時に私たちは、それが私たちの望むようにすぐに起こるわけではないことも理解しなければならない。ただし、それが私たちの生きているうちに起こるというのは、100%確実である」と発言した。
同氏は、ロシアは常に外敵を有してきたとし、米国や北大西洋条約機構(NATO)に始まり、ジョージアと続いて、現在はウクライナがロシアの外敵となっていると指摘した。
ダニーロウ氏は、「プーチンというのは、言うなれば、ロシアの様々な決定を一人で採択できる人物である。もちろん、私たちには一定の義務、一定の理解があるのだが、ただし、私は、それらの問題(編集注:ドンバス問題)についての根源的な話は、ウラジーミル・プーチン以外の人物とはできないと考えている」と発言した。