仏外務省、ロシアのG7復帰は「ミンスク諸合意履行」が条件だと指摘
ウクルインフォルム
フランス外務省は、ロシア連邦のG7復帰関連の決定は、ミンスク諸合意履行とG7全ての国の支持にもとづいて、採択されなければならないと考えている。
フランス外務省が本件に関する見解を発表した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
フランス外務省の発表には、「ロシア連邦に関する決定は、2014年にG7が採択した。したがって、全ての新しい決定は、ミンスク諸合意履行にもとづいた上でのG7の国々の共同支持にもとづいて採択されなければならない」とある。
なお、これに先立ち、ドナルド・トランプ米大統領が、9月に延期されたG7首脳会談につき、ロシア、オーストラリア、インド、韓国の首脳を招待したいと発言した。
これに対して、トルドー・カナダ首相、ジョンソン英首相、ボレルEU上級代表がすでに反対を表明している。
なお、2014年、G7は、ロシア連邦によるクリミア占領を受けて、同国をG8から除外する決定を採択している。