ウクライナ、OSCEにて武装集団幹部のロシア国籍身分証明書を提示

ウクライナ、OSCEにて武装集団幹部のロシア国籍身分証明書を提示

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ウクルインフォルム
21日、ウクライナ代表団は、欧州安全保障協力機構(OSCE)常設理事会にて、武装集団「DPR」の首長を称するデニス・プシーリン氏をはじめ、三者コンタクト・グループ(TCG)にて、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(被占領地)の「代表者」としてロシア連邦が招待している人物たちのロシア国籍証明書の写しを提示した。

イェウヘーニー・ツィンバリュク駐ウィーン国際機関ウクライナ常駐代表がウクルインフォルムの特派員にコメントした。

ツィンバリュク代表は、「今日の常設理事会オンライン会合の際、私たちは外国代表団出席者たちに、ロシアがミンスクにおける(TCG)協議にて、ウクライナ東部の紛争参加者としての自らの責任を負おうとしないばかりか、そのTCG会合へドンバス地方一時的被占領地の住民を代表していない、ロシア連邦国民である人々を参加させようとしていることに注意を向けた」と発言した。

ウラジスラフ・デイネゴ氏のロシア国籍身分証明書
ウラジスラフ・デイネゴ氏のロシア国籍身分証明書写し

代表は、会合の際に、武装集団「DPR」の「外相」を称するウラジスラフ・デイネゴ氏と武装集団「LPR」の「外相」を称するナタリヤ・ニカコノロヴァ氏のロシア連邦国籍身分証明書(国内パスポート)と国外渡航用パスポートの写しを提示したと伝え、この両名はロシアがミンスクでのTCG会合にドネツィク・ルハンシク両州一部地域の代表者として招待している人物だと説明した。

ナタリヤ・
ナタリヤ・ニカノロヴァ氏の露国籍身分証明書写し

加えて代表は、同会合では、「DPR首長」を名乗る、ドネツィク州のロシア占領政権のトップ、デニス・プシーリン氏のロシア連邦パスポートも提示したと伝えた。

デニス・プシーリン

デニス・プシーリン氏のロシア国籍身分証明書写し

代表は、「(OSCE常設理事会)会合の際、ウクライナ代表団は、このロシア側がTCG会合へ招待してきたドネツィク・ルハンシク両州一部地域の『代表者』は、地元住民を代表していない。地元住民を代表できるのは、ウクライナ憲法とウクライナ国内法にしたがって組織された合法的な地方選挙にて選出された、地方政権の代表者のみである。ロシアは、ミンスク協議に、民主的かつ公正な選挙ではなく、ロシアの武器と傭兵の助けを借りて権力を得た、ロシア国籍を所有する人物を招待していたのだ」と発言した。

代表はまた、ミンスク方策パッケージ(編集注:2015年2月署名)には、TCG内でドネツィク・ルハンシク両州一部地域の代表者と協議を実施することが規定されており、ウクライナはその方向で作業をしていると伝えつつ、同時に、そのような協議には両州一部地域代表者でありつつ、ロシアの占領政権代表者ではなく、かつロシア国籍を所有していない人物が参加せねばならないと強調した。

更に同代表は、OSCE常設理事会会合では、TCGの構成はミンスク議定書(編集注:2014年9月署名)の最初の文に「2014年9月1日の協議参加者が提示した提案の審議と議論の結果、ウクライナ、ロシア連邦、OSCE代表者からなる三者コンタクト・グループは、次の行動を実行する必要性に関する理解に達した」と明確に定義されていることを喚起した。

その上で、ツィンバリュク代表は、「私たちは、OSCE加盟国のすべての代表団に対して、ロシア代表団がTCG構成に関して歪曲した視点を提示しようと試みる場合、毎回今回の話を思い出すよう要請した。TCGの参加者は、ウクライナ、ロシア連邦、OSCEの三者しかいない」と強調した。

写真:駐ウィーン国際機関ウクライナ常駐代表部


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