ゼレンシキー大統領、大統領選再出馬の可能性につき「考える」
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、大統領職二期目に向けて選挙に出馬する可能性につき、国民から大きな支持があれば考えると発言した。
20日、ゼレンシキー大統領が自身の就任1年目を記念した記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
記者からの質問に対し、ゼレンシキー大統領は、「考える」と答えた。
大統領は、大統領職は一期だけだと述べたことがあることを喚起しつつ、同時に「ウクライナ国民が述べるままに」とも述べた。
大統領は、「私は、どのような大統領であっても、選挙運動期間が始まる時、(支持が)10%、15%、16%だけであれば、大統領選挙に出馬する権利はないと思っている。権利がないのだ。それはつまり、社会がその人物を支持していないということだ。私は、一期だけだと述べた。私は、仕事が困難であり、誰も(大統領に)お礼を言わないのを見ている。しかし、もしウクライナ国民の大きな支持があるならば、私はそれについて考えることはあり得る」と発言した。
同時に大統領は、「(仕事の)実行リストを一つ約束したが、今仕事をしながら、そのリストには(仕事が)追加されている。そのため、そのリスト全体(の履行)のために一期では不十分なのだ」と発言した。
また記者が、大統領になったことを後悔していないかと尋ねると、ゼレンシキー大統領は、「ウクライナ国民が私を選んだのだ。ウクライナ国民のみが後悔したり、しなかったりできるのだ」と答えた。