政府、5月25日からの地下鉄と幼稚園の再開を許可=首相
ウクルインフォルム
ウクライナでは、5月22日から、「適合防疫期間」と呼ばれる、新型コロナウイルス感染(COVID-19)の爆発的感染が発生した場所に限定して防疫措置を強化する期間が導入される。
18日、デニス・シュミハリ首相がICTV局の番組出演時に発言した。
シュミハリ首相は、「防疫措置は延長されるが、しかし、約束したように、適合防疫期間に移行する。そのため、22日からはいくつかの防疫措置の緩和が採択される」と発言した。
首相は、政府は今週5月22日から市内公共交通機関の検疫条件を緩和させ、スポーツの試合やホテルの運営(施設内レストランやプールを除く)も認める述べ、また教会の典礼のための緩和も行われると伝えた。
更に首相は、感染状況が良好な町では「25日からは、政府は幼稚園の運営や地下鉄の運行も許可する」と発言した(編集注:ウクライナ国内で地下鉄が設置されているのは、キーウ(キエフ)市、ハルキウ市、ドニプロ市の3都市)。
首相は、中央政権は「適合防疫期間」の際に全国レベルの制限解除を行なっていくが、同時に地方自治体と連携して、各地の状況をコントロールしていくと発言した。
また、キーウ地下鉄社は19日、地下鉄運行再開後は、ジェトンの利用はできず、「キーウ・スマート・カード」など、電子手段での乗車のみ認められると発表している。