ノルマンディ4国首脳補佐官が電話会談実施
ウクルインフォルム
12日、ノルマンディ4国(独仏宇露)首脳の政治担当補佐官が電話会談を実施し、治安問題、停戦、欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)のドンバス地方非政府管理地域(被占領地)へのアクセスが武装集団に拒否され続けている問題について協議を行なった。
ウクライナ側はアンドリー・イェルマーク大統領府長官が参加した。大統領府広報室が伝えた。
発表には、「参加者は、治安問題、持続可能かつ包括的な停戦体制の達成、OSCE/SMMのドンバス非ウクライナ管理地域へのアクセス問題に注意を向けた」と書かれている。
また、4国首脳補佐官は、ウクライナ、ロシア、OSCEからなる三者コンタクト・グループ(TCG)の次期会合の準備につき協議した。発表には、ウクライナ側はTCGにおける代表性を著しく拡大し、オレクシー・レズニコウ副首相をはじめ、各省次官や最高会議(国会)議員/関連委員会委員長が代表団に加わったことを喚起したと書かれている。
イェルマーク大統領府長官は、「私は、TCGの代表性レベルの拡大・向上は、停戦補完を助けるものとなると思っている。正にそのために次期TCGビデオ会議の際には、防衛次官がウクライナを代表する」と強調した。
なお、これに先立ち、5日、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、大統領令によりTCGウクライナ代表団の構成を刷新している。
写真:大統領府