内閣、防疫措置の５段階解除解除計画を発表

２４日、シュミハリ首相が自身のフェイスブック・アカウントにて伝えた。

首相は、「政府は、防疫期間からの明確は出口計画を有している。計画は、５段階からなる。計画のスタート地点は、感染状況が改善した場合には、５月１１日となる可能性がある。どの段階も、明確な指標があり、感染拡大ダイナミズムに左右される」と説明した。

第１段階開始の条件は、１０日間連続で新規COVID-19確認件数の割合が変わらない、あるいは、前日比５％増加に収まることとなっている。この条件が満たされた場合には、とりわけ、公園、広場、休憩所、森林公園空間、沿岸公園空間へのアクセスが可能となる（児童向け公園を除く）。

第２段階開始の条件は、１０日連続で新規COVID-19確認件数が減少し、回復事例が毎日安定的に確認される、あるいは増加することとなっている。この場合、とりわけ、大学入試に向けた学年の教育が再開される。

第３段階開始の条件は、１０日連続で毎日のCOVID-19回復事例が感染確認事例の２倍以上となることとなる。この場合、スポーツ広場、児童向け公園、教育機関全般、地下鉄の特別利用、その他の一部市内公共交通機関、ショッピングモール（娯楽空間・児童向け空間を除く）が再開される。

第４段階開始の条件は、１０日連続で新規に確認されるCOVID-19確認事例が相互に関係を持たず、州内で５件未満となることとなる。この場合、地下鉄の運行完全再開、全ての公共交通機関運行再開、商業施設、スポーツジム、文化施設などが再開される。

第５段階開始の条件は、全てのCOVID-19確認事例が国外から入ってくる個別事例に限定される状態となった場合となる。その際には、地方自治体が個別で設定する制限以外の全ての防疫措置が解除される。

首相はまた、政府による防疫措置解除計画は、ウクライナ国民の生命を守りつつ、経済安定性を回復させる内容となっていると強調した。