ウクライナ、ロシア発案の制裁緩和に関する国連総会決議を阻止

ウクライナ、ロシア発案の制裁緩和に関する国連総会決議を阻止

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ウクライナは、ロシアが国連総会に提出した、制裁緩和を意図する決議案の採択を阻止した。

22日、ドミトロー・クレーバ外相の発言を外務省フェイスブック・アカウントが伝えた

外相は、「ロシアは、国連総会にて情報操作的な決議の採択の試みを諦めていない。それら決議案は、COVID-19の世界的拡散との闘いを装いながら、制裁政策を弱める目的を持っている。4月22日、ロシア連邦は、新しいテキストを確定するために案を提出した。そのテキストには、修正が入っていたが、その情報操作的な内容は変わっていなかった。ウクライナは、そのような決議を支持することはできない。ウクライナは、通称『サイレンス・プロシージャー』と呼ばれる手続きを中断させ、そのイニシアティブを遮断した。数週間前同様、ウクライナは、国連におけるロシアの情報操作を遮る国々のグループの原動力となっている。それが私たちの一貫した政策である」と発言した。

外相は、以前に自身が誓ったように、ウクライナは引き続きロシアの制裁体制破壊の試みを妨害していくと発言した。

外相は、「世界のパンデミックとの効果的な闘いのためには、実際的な利益をもたらす真の決定が必要なのだ。制裁の弱体化を目指す政治化された決定など、絶対に必要ない」と強調した。

同時に外務省は、国連の効果的決定の例として、ウクライナが共同提案国となった2本のCOVID-19対策国連総会決議を喚起した。

なお、ウクライナは、4月3日にも、ロシアによる制裁緩和条件を生み出す内容となっていた国連総会決議案の採択の試みを阻止している。


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