ゼレンシキー大統領、国家サービスを全てオンラインに移行するよう指示
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は22日、閣僚会議(内閣)に対して、全ての国家サービスをインターネットを通じて受けられるようにする機会を国民に提供する課題を出した。
22日、ゼレンシキー大統領が、携帯アプリで使える電子身分証明書と電子国外渡航用旅券(電子パスポート)のプレゼンテーション時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
大統領は、「私は、幹部の執務室に並んで入る必要をなくして、全ての国家サービスをウクライナ国民が完全にオンラインで受けられるようにするという課題を政府に提示する」と発言した。
大統領は、国民と国家の連携を自動化することが何よりまず、透明性となり、幹部の行動・決定を国民一人一人がフォローできるようにする機会を生み出すのだと指摘し、そのような新しい技術の導入が実質的な汚職との闘いになるのだと発言した。
大統領はまた、4月のはじめに電子サービス統一国家ウェブポータルが立ち上げられたことを喚起し、同サイトにて既に27のサービスを受けられるようになっていると説明した。大統領は、1か月間で既に10万人以上の国民がこのポータルサイトを利用したと報告した。