ゼレンシキー大統領、ドンバス地方選挙実施の条件に言及
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、現在被占領下にあるドンバス地方一部地域にて地方選挙ができるようになるのは、現地から違法な軍が撤退し、ウクライナが国境を管理してからだと発言した。
17日、ゼレンシキー大統領が「サヴィク・シュステルの表現の自由」番組出演時に発言した。
大統領は、「正直に言う。私たちにとって、これらの行動の一つ一つが勝利である。小さくはあるが。しかし、私たちは、大きな結果も見たい。大きな結果とは、私たちの領土の奪還、違法な武装集団の軍の撤退であり、私たちはロシア連邦との国境を必ず管理し、そして必ずそこで選挙を行う」と発言した。
大統領は、自身にとって最も需要なことは、軍が撤退し、ウクライナが現地に入ることだと指摘しつつ、「もし私たちが現地入りすれば、私たちはすぐに人々の生活を取り戻す。それから、国境の管理回復、それから、選挙だ」と明言した。
大統領はまた、「皆が地方選挙について話しており、私はそれが非常に重要なことだとわかっているが、しかし、何より重要なのは、私たちの領土を得ることなのだ」と強調した。
写真:大統領府