G7外相会合、ロシアの対ウクライナ侵略の責任追及について協議
ウクルインフォルム
G7各国外相は、25日の会合にて、ロシアの対ウクライナ侵略の責任問題の議論に多くの注意を向けた。
米国のマイク・ポンペオ国務長官が記者団に対して発言した。「アメリカの声」通信が伝えた。
国務長官は、「グループ(G7外相)は、ロシアの対ウクライナ侵略の責任追及について多く話した。(中略)ウクライナ東部の真の進展は、ロシアが自らの義務を履行することから始まらなければならない」と発言した。
国務長官はまた、米国がロシアによるクリミアに対する領土要求を認めることは決してないと強調し、「私は、シンプルな真実をもう一度述べる。クリミアは、ウクライナだ。米国は、ロシアによるクリミア併合の試みを決して認めない」と発言した。
なお、今回のG7外相会合は、新型コロナウイルス感染拡大にともない、リモート会議の形をとっていた。会議の最大の関心は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的拡散)の抑制問題に向けられたとのこと。
報道では、G7外相たちは、パンデミックに関する共同声明を発出することを予定していたが、しかし、独Der Spiegel誌によれば、米国がウイルス名に中国の武漢市の名前をつけることにこだわり、その他の国が反対したため、共同声明の採択には至らなかったと報じた。