
最高会議、5日臨時会合にて検事総長解任に投票予定 検事総長は「解任は捜査を恐れる人と関係」
ウクルインフォルム
最高会議は、5日午後6時30分に臨時会合を開催し、ルスラン・リャボシャプカ検事総長への不信任決議案を審議する。
4日、ドミトロー・ラズムコウ最高会議(国会)議長が議場にて発表した。
ラズムコウ議長は、152名の最高会議議員による要求を受けて、3月5日午後6時30分に臨時会合を招集し、リャボシャプカ検事総長不信任問題を審議すると発言した。
なお、同日、リャボシャプカ検事総長は、最高会議にて記者団に対して、自身の解任を求める最高会議議員の署名集めは、複数の刑事捜査と関連していると発言した。
リャボシャプカ検事総長は、自身の解任決議案を最高会議関連委員会が支持したことにつき「ウクルナフタ社(編集注:国内最大の石油関連企業、株式の42%を大富豪のイーホル・コロモイシキー氏が所有)の捜査や複数案件が、複数の人々を焦らせ、冷笑的に行動させているのだ」と発言した。同氏は、「(解任を)主導している最高会議議員は、私が今述べた捜査を恐れる人々と繋がりのある人物たちだ」と発言した。
検事総長解任について、与党会派「人民奉仕者党」のダヴィド・アラハミヤ会派長は同日、記者団に対して、同会派は、新検事総長候補としてセルヒー・イオヌシャス最高会議議員(治安活動問題委員会副委員長)を支持すると発言した。
アラハミヤ氏は、「代わりの人物は、大統領府とともに探す。しかし、私たちの会派では、イオヌシャス氏を支持する満場一致の立場が表明されている。非常に多くの人がこの同僚を支持している。候補者になるかどうかは知らないが、候補者になるなら私は彼に票を投じる」と発言した。
アラハミヤ氏はまた、リャボシャプカ現検事総長の解任投票は多くの議員が賛成するだろうと述べ、「私個人も解任に賛成票を投じる」と発言した。