最高会議、アンドリー・タラン氏を新国防相に任命

最高会議議員２８５名が賛成した（過半数は２２６）。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

なお、憲法第１１４条により、国防相と外相は大統領の提案に、それ以外の閣僚は首相の提案にもとづき、最高会議が任命する。

アンドリー・タラン氏は、１９５５年３月４日ドイツ生まれの６５歳。軍人の家系。

１９７２～７７年、キーウ（キエフ）の軍関連学校を卒業。軍役後、１９８７年に軍アカデミーを卒業している。

１９９２～９５年、国防省にて勤務。９４年、国防省情報総局に所属。

１９９５～９６年、米ワシントンの国防大学の修士課程に通い、修士号（専門：国家リソース戦略）取得。

１９９６～９８年、ウクライナ国家安全保障国防会議（ＮＳＤＣ）戦略的計画分析センター分析官。

１９９８～９９年、国防省中央局勤務。

１９９９～０４年、在米ウクライナ大使館駐在武官。

２００５～０８年、国防省局長。

２００８～１１年、国防省情報総局副局長。

２０１１～１４年、ウクライナ国連代表部駐在武官。

２０１５年８月～、ウクライナ東部に設置される共同管理調整センター（ＪＣＣＣ）のウクライナ側代表。

２０１５年９月～１１月、三者コンタクト・グループ（ＴＣＧ）治安問題作業部会メンバー。

２０１５年１２月～２０１６年４月、ウクライナ陸軍第一副司令官。

２０１６年、定年を迎えたことに伴い、解任され予備軍人に。

２０１９年、大統領選挙時、イーホル・スメシュコ候補選対本部本部長を担っている。