ゼレンシキー大統領、内閣改造につき、「成果が少ない。新しい頭脳と心が必要」
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ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、ホンチャルーク首相解任をはじめとする内閣改造の必要性につき、国民にとっての政府の成果が少なすぎるからだと説明した。
4日、ゼレンシキー大統領が最高会議臨時会合の際に演壇にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
大統領は、「客観的に考えよう。この政府は成果を有している。インフラ低減、中銀の政策金利低下、シャドーエコノミーとの闘い、特に、ギャンブルや違法なガソリンスタンドとの闘い、長年横領に利用され続けていた国営企業の民営化、中小ビジネスへの融資、ウクライナ経済における国家の役割の減少だ。しかし、ウクライナ国民にはそれでは少なすぎるのだ。確かに、この政府は、汚職を犯す者が一人もいない初めての政府だが、盗まないだけでは不十分なのだ」と発言した。
写真:ヘンナジー・ミンチェンコ/ウクルインフォルム大統領はまた、現行内閣は新人から構成されていたが、新人というだけでは不十分だとし、「新たな頭脳、新たな心が必要だ」と発言した。
なお、このホンチャルーク氏の演説後、最高会議議員353名がホンチャルーク首相の解任決議に賛成している。