武漢から退避した人々、ハルキウに到着=国境警備庁
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ウクルインフォルム
ハルキウ国際空港に、中国武漢から避難した94名のウクライナ国民と外国籍者を乗せた特別機が到着した。
20日、国境警備庁広報室が発表した。
発表には、「ハルキウ国際空港にて、国境警備庁職員が、中国からの特別機で到着した94名の入国手続きを行なった」と書かれている。
なお、同庁によれば、特別機のタラップ近くには、国境管理職員が待機し、個人を特定し、外国人の旅券への入国スタンプを押すだけの手続きに留められたとのこと。到着する人々の情報は事前に獲得されており、到着以前に全てのデータベースでの確認は終わっていたと伝えられた。
国境警備庁は、同機に乗っていたのは、22名が乗員と医療従事者、72名が乗客で、内45名がウクライナ国民、27名が外国籍者(アルゼンチン、エクアドル、ドミニカ、エルサルバドル、コスタリカ、モンテネグロ、パナマ、イスラエル籍)だと伝えた。
この後、退避者は、ポルタヴァ州の医療観測センター「ノヴィ・サンジャリ」に移送される。