ゼレンシキー大統領、イスラエル大統領へバービー・ヤール追悼施設の建設計画を伝達
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、今年、ウクライナにて国家歴史追悼施設「バービー・ヤール」の建設を始めると発言した。
24日、ゼレンシキー大統領が、リヴリン・イスラエル大統領との会談時に発言した。ウクライナ大統領府広報室が伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「バービー・ヤールの悲劇は、世界中で知られている。2020年、ウクライナにて、国家歴史追悼施設『バービー・ヤール』の建設が開始される。この施設には、ウクライナ・ホロコースト博物館とバービー・ヤール犠牲者追悼博物館を含むものとなる」と発言した。
また、ゼレンシキー氏は、ホロコースト犠牲者追悼問題において、自身もウクライナ政府もイスラエルの人々と連帯していると伝えた。
ゼレンシキー氏は、ナチス・ドイツにより、ウクライナでは100万以上のユダヤ人、400万以上のウクライナ人等その他の民族代表者たちが抹殺されたと喚起した。
なお、ゼレンシキー大統領は、1月23、24日、イスラエルを実務訪問している。同国では、アウシュビッツ強制収容所解放75周年を祝う、世界ホロコースト・フォーラムに関連する様々な追悼行事が開催されている。
写真:大統領府