「よく準備された催し物だ」クレーバ副首相、ロシア内閣総辞職にコメント
ウクルインフォルム
15日に発表されたロシア連邦内閣の総辞職につき、クレーバ副首相は、民主主義の発露ではなく、談合の結果だろうとコメントした。
クレーバ氏が、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部訪問後の記者会見時に、ウクルインフォルムの記者からの質問に答える形で発言した。
クレーバ氏は、「私たちは、ロシアであのレベルで起こっていることは全部、よく準備された催し物であることをよく理解している。それは、直接的で、真の生きた民主主義の産物ではない。私は、あちらでは彼らは全てにつき談合で決めているのだと思っている。ドミトリー・メドヴェージェフ氏が代わりに尊厳あるポストを得たことに、驚きはない」と発言した。
これに先立ち、15日、ロシア連邦のメドヴェージェフ首相が内閣総辞職を発表した。これに対して、プーチン露大統領は、メドヴェージェフ氏に国家安全保障会議の副議長への就任を打診した。同ポストはメドヴェージェフ氏のために特別に新設されるもの。