イラン、ウクライナ航空機撃墜に関与した人物を逮捕したと発表
ウクルインフォルム
イランのハサン・ロウハニ大統領は、1月8日のテヘラン近くでの誤射によるウクライナ航空機撃墜に関与した人物を複数逮捕したと発表した。
大統領が14日、演説の中で発言した。Evening Standardが報じた。
ロウハニ大統領は、「それは看過し得ない過ちだ。(中略)一人の人間がその事件の責任を完全に負うことはできない」と述べた。
大統領はまた、「イラン軍組織は自らの過ちを認める。それは良い最初のステップだ。(中略)私たちは、それが二度と繰り返さないことを人々に確信させねばならない」とし、イラン政府が本件の責任を負うと発言した。
また、大統領は、司法機関代表者が今回のウクライナ航空機撃墜に関与した人物を複数逮捕したと述べたと明かした。
これに先立ち、これに先立ち、8日、イラン首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した後、キーウ(キエフ)に隣接するボリスピリ空港へ向かっていたウクライナ国際航空のボーイング737が墜落した。同機には、乗客・乗員計176名が搭乗。ウクライナ国民11名を含む、その全員が死亡している。
イランは、11日にウクライナ航空機を誤射で撃墜したことを認める発表を行なっている。
写真:AA