人民奉仕者党登録のドンバス特別地位法効力延長法案の本文公開
ウクルインフォルム
10日に最高会議(国会)に登録された法案「ドネツィク・ルハンシク両州一部地域の地方自治の特別地位法第1条への改正」には、同法の効力を2020年12月31日まで延長することが提案されている。
最高会議ウェブサイトにて同法案の本文が公開された。
法案本文には、「この法律により暫定的に、同法の発効日から、『ドネツィク・ルハンシク両州一部地域の平和的情勢解決のための不可欠な条件創出』法の条項を考慮に入れ、2020年12月31日までの期間、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域の地方自治の特別規定を、最高会議の決定により定められている地区、都市、町、村(ドネツィク・ルハンシク両州一部地域)に適用する」と書かれている。
つまり、同法は通称「ドンバス特別地位法」の効力の1年間延長を提案していることになる。
なお、現行の「ドネツィク・ルハンシク両州一部地域の地方自治の特別地位法」は、2014年9月に採択され、同年10月18日に3年間の時限法として発効した。その後、同法の効力は一度延長されており、2019年12月31日に失効することになっている。