ゼレンシキー大統領、三者コンタクト・グループに国境問題作業部会を設置することを提案
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、ノルマンディ4国(独仏宇露)首脳会談にて、ミンスクで協議を続ける三者コンタクト・グループ(宇露OSCE)の枠内に国境問題のウクライナへの完全返還の解決にたずさわる作業部会を設置することを提案した。
10日、大統領が首脳会談後に発言した。
大統領は、「私は、ウクライナの段階的な国境コントロール(返還)問題のみを扱う個別作業部会の設置を提案した」と発言した。
加えて、大統領は、このプロセスの最初の段階は、ドンバス地方の地方選挙実施までに終わらせなければならないと強調した。
これに先立ち、ゼレンシキー大統領は、4首脳共同記者会見の際、ウクライナは現在被占領下にあるドンバス地方にて地方選挙を実施する前にウクライナが国境管理を完全に回復せねばならないと主張しているが、プーチン露大統領は国境管理回復は選挙後だと主張していると発言していた。
同時に、ゼレンシキー大統領は、国境問題は4か月後の次期ノルマンディ首脳会合でも再提起すると発言した。
写真:大統領府広報室