ハンガリー議会は露国家院議長への声明採択の情報を否定=ウクライナ外務省

ハンガリー議会は露国家院議長への声明採択の情報を否定=ウクライナ外務省

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ウクライナ外務省は、あたかもハンガリー議会がロシア連邦国家院のヴャチェスラフ・ヴォロジン議長に対して、ウクライナ国内の民族マイノリティー保護に向けた協力を要請したとする情報の真偽について、ハンガリー側から回答を得た。

3日、カテリーナ・ゼレンコ外務報道官が発表を伝えた。

発表には、「本件に関して、ブダペストのウクライナ大使館は、ハンガリー側に対して同情報の確認を要請したところ、ハンガリー議会はそのような声明を採択しておらず、そのため、彼らは文面でも口頭でも、議会間レベルでのハンガリー・ロシア間協議において、そのような情報を伝えることはあり得ないとの回答を得た」と書かれている。

また、同発表には、ウクライナとハンガリーは、パートナー国であり、対話と協議により、あらゆる問題の決定を単独で見つけることができると伝えられている。

発表には、「私たちは、欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の加盟国であるハンガリーが、ロシアの侵略に対抗する私たちを支持し、侵略国と反ウクライナ連合を組むことをせず、このような情報が現れた際に対応すると信じている」と強調されている。

これに先立ち、ロシア連邦国家院のウェブサイトに、ロシア議会とハンガリー議会は、ウクライナ領内の民族マイノリティーの権利保護のために努力を団結させるとするヴォロジン国家院議長の発言を掲載していた。


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