露国会議長、ウクライナの複数州離脱を示唆 宇副首相が応酬

露国会議長、ウクライナの複数州離脱を示唆 宇副首相が応酬

ウクルインフォルム
ロシア連邦国家院(下院)のヴャチェスラフ・ヴォロジン議長は、ウクライナが「ナショナリズムを維持し、民族マイノリティーへ圧力をかけ続ければ」、同国から複数の州が離脱するかもしれないと発言した。

11月30日、ヴォロジン議長の発言がロシア連邦国家院に掲載された。なお、ヴォロジン議長の発言は、前日、国連のマイノリティー問題フォーラムにて、ロシアがクリミアから国家院への「選出」を主張するルスラン・ベリベク氏の演説をウクライナ代表団が阻止したことに対して行われたもの。

ヴォロジン議長は、通称言語法を引き合いに出しつつ、ウクライナではあたかもロシア人、ハンガリー人、ポーランド人といった「民族マイノリティの権利が侵害されている」とし、「自らの母語をロシア語だとみなすウクライナ国民36%をマイノリティーと呼ぶのは困難だ」と発言した。

その際、同議長は、被占領下のクリミアを引き合いに出して、そこには「弾圧はない」と主張し、占領政権がロシア語、ウクライナ語、クリミア・タタール語が名目上の国家語となっていると指摘した。

その上で、同議長は、「ナショナリズム、マイノリティーへの圧力は、ウクライナから複数の州の離脱を招く恐れがある」と発言した。

これに対して、12月1日、ドミトロー・クレーバ副首相(欧州・欧州大西洋統合担当)は、ツイッターにて、反論を行った

クレーバ副首相は、「ヴォロジン氏は、ウクライナからの複数州の離脱があり得ると脅した。彼をがっかりさせざるを得ない。誰もどこにも出て行かない」と書き込んだ。

同時に、同副首相は、歴史的にウクライナ民族の居住する地域を掲載し、「私たちは、ロシア連邦の州をいくつか受け入れる準備がある。歴史的正義、民主的統治、欧州的生活スタンダードの適用のためだ」と書き込んだ。

なお、11月28日、国連マイノリティ問題フォーラムにて、ロシア被占領下にあるウクライナ領クリミアの「選挙」にて国家院に「選出」されたと主張するルスラン・バリベク氏が演説を行おうとしたところ、ウクライナ代表団が阻止をしていた。ロシアは、バリベク氏は2016年の国家院選挙の際に被占領下クリミアにて「選出」されたと主張しているが、欧州連合(EU)や米国などはクリミアでの国家院選挙の正当性を認めていない。日本政府も、クリミアにおける露「国家院選挙」の正当性と結果は認めないと発表している


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