プーチンには私から電話をかけている=ゼレンシキー大統領

プーチンには私から電話をかけている=ゼレンシキー大統領

ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、ロシアのプーチン大統領に電話をするときは自分からかけているとし、またウクライナとロシアの双方が戦争を終わらせたいと思わなければいけないと発言した。

10日、フードコート「キーウ・フード・マーケット」で行っている大型記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ロシアのメディアの記者が、両国関係の正常化のためにウクライナ側が先に何か行う可能性を見当していないかと質問すると、「私は、ロシア連邦大統領のウラジーミル・プーチン氏に電話をして、それで私たちの間で(被拘束者)交換が起きた。全ての電話は、私からかけている。私から王冠が落ちるわけではないし、ありがたいことに、そんなものは持っていない。私は、本当に戦争を終わらせたいのだ。そのため、私は、それが私たちの側からの最初の行動だと思っている」と回答した。

大統領は、「双方が戦争を強く終わらせたいと思わなければならないのだ」と述べた。

ゼレンシキー大統領は、「双方が、何らかのフォーマットで会いたいと思わなければいけない。双方が、話を始めて、戦争を終わらせて、対話のレトリックを変えて、『そこに我々(編集注:ロシア軍人)はいない。それはあなた方の内戦であり、自分たちで解決したまえ』などと言うのを止めなければならない。そんなことを言っていたら、結果を得ることは困難だと思う」と発言した。

加えて大統領は、「人々の交換はしなければならない」と強調した。

大統領は、「そこにウクライナ国民がいるだけではない。私たちのところにもロシア連邦国民がいるのだ。そのため、交換は必要だ。(中略)交換の条件は、何とも結びついてはならない。それが人に関することだからだ」と強調した。


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