オランダ検察、ロシアにマレーシア航空機撃墜事件の重要証人ツェマフ氏引き渡し要請

オランダ検察、ロシアにマレーシア航空機撃墜事件の重要証人ツェマフ氏引き渡し要請

ウクルインフォルム
オランダ検事総長は、ロシア連邦に対して、マレーシア航空機MH17撃墜事件の重要証人であるヴォロディーミル・ツェマフ氏の引き渡しを要請している。

7日、オランダのNOS局が同国司法省が同事件被害者遺族へ宛てた書簡を参照して報じた

報道には、「検事総長はロシアに対してMH17事件の容疑者引き渡しを要請した」と書かれている。

同報道には、この他、オランダ検察の捜査官が、ツェマフ氏が被拘束者交換にてロシアに引き渡される前に、ウクライナにて同氏への聴取を既に行なったと書かれている。

なお、これまでの報道にて、ツェマフ氏は7日にウクライナとロシアの間で行われた被拘束者の大規模交換の際にウクライナからロシアへ引き渡されたことがわかっている。

ブロック蘭外相も、ウクライナがロシアにツェマフ氏を引き渡す前に、オランダ検察捜査官はツェマフ氏に聴取を行うことができたと伝えている。同外相によれば、ウクライナはオランダ捜査官がツェマフ氏に聴取する時間を作るために今回の被拘束者交換のタイミングを遅らせたのだという。

本件に関して、7日、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領もまた、ツェマフ氏に聴取が行われたことを認めている。大統領は、「聴取は行われた。引き渡し直前だけではない」と発言している。

なお、9月5日、キーウ(キエフ)控訴裁判所は、武装集団「DPR」のスニージュネ市の元「対空防衛部隊指揮官」であり、MH17撃墜事件の証言者である、ヴォロディーミル・ツェマフ容疑者の未決囚予防措置を、拘束から特別義務の下での釈放に変更する判決を下していた。ツェマフ氏は、本年6月末、ウクライナの特殊機関が被占領下から連行した人物。


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