ホンチャルーク首相、アヴァコウ内務相残留の理由を説明

ホンチャルーク首相、アヴァコウ内務相残留の理由を説明

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オレクシー・ホンチャルーク首相は、アルセン・アヴァコウ内務相の残留の決定は今回の新内閣組閣において最も困難な決定の一つだったと発言した。

30日、ホンチャルーク首相が記者たちとの面会の際に発言した。ウクラインシカ・プラウダ通信のユーチューブ・チャンネルに動画が掲載された

ホンチャルーク首相は、「それは、組閣の際に下した、最も困難な決定の一つであった…。アヴァコウ内務相が代替のない大臣か?そんなことは決してない。100%そんなことはない。つまり、理論的に彼の代わりになり得る人間は確実にいる。どうして彼を残留させる決定が下されたか。ある観点、最も主要な観点から言えば、国が戦時下にあること、戦時下において政府で彼が最も大きな治安分野に責任のある人物であること、内閣がかなり若いということ、内閣に十分な経験のない人物が多いこと、アヴァコウ氏が公正な選挙の実施を保障したことを考慮したのである。これらメリットとデメリットを総合的に考慮して、チームは、アヴァコウ氏を政府に残留させる決定を下したのだ」と発言した。

同時に、首相は、本件に関して越えてはならない非常に明確な「レッドライン」が引かれたことを指摘した。首相は、「私は、アヴァコウ氏はある次点で国のために多くの良いことを行ったと思っている。(同時に)私は、彼を、自らのビジネス利益を抱くビジネスマンだとみなすだけの多くの根拠があると思っている」と述べつつ、最高会議の演台にて、「盗みをしない」とを述べたことを喚起し、「それが意味するのは、どのような例外もあってはならないということである。私たちが非常に緊密に協力していくつもりの、あなたがた、報道機関、市民団体が、ある種の具体的な批判を得たとする。看過し得ない行動が取られたと言えるだけの深刻な根拠が示されたら、アヴァコウ氏のみならずどんな人物も、辞任する、ということで、私たちは大統領と合意したのだ。政府への信頼、チームへの信頼を失うような、本質的な批判が生じたら、その人物は辞任せねばならない」と発言した。

加えて、ホンチャルーク首相は、内務省の改革の速度に不満があると表明した。

首相は、「事実、私は不満である。実現されなかった改革の一つは、警察改革である」と発言し、とりわけ、刑事捜査を行う「刑事警察」の改革が不可欠であると強調した。

首相は、「しかし、それは、私がアヴァコウ大臣とこれから行っていく、非常に困難な話となる。私たちは、来週にも面会し、本件について話すことで合意している」と補足した。


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