独外相、ミンスク諸合意に関し「ようやくトンネルの出口への期待が生まれた」

独外相、ミンスク諸合意に関し「ようやくトンネルの出口への期待が生まれた」

ウクルインフォルム
ドイツのハイコ・マース外相は、ウクライナ東部ドンバス地方の問題の関係者に対して、「対話と行動」への準備を示すよう呼びかけた。

21日、マース独外相がモスクワへの渡航の前に発言した。マース外相は、同日、ロシア連邦のラヴロフ外相と会談する。ドイツのDW通信が報じた

マース外相は、「停戦、軍の撤収、ミンスク諸合意の履行といった問題において、ようやくトンネルの終わりの光への期待が生まれた」と発言した。

同外相はまた、「現在、当事者が皆、対話と行動への準備を示さねばならない。そうでなければ、この紛争で更に人が死ぬことになろう」と強調した。

外相は、自身のロシアへの渡航と独露関係の現状については、両国の間に「多くの分野で原則的に異なる見方がある」と認めた上で、「私たちは、それについて話さねばならない。なぜなら、ロシアを重要な国際議題に関与させてはじめて、結果を得ることができるからである」と指摘した。外相は、そのためには直接協議と率直な対話が必要だと述べた。

8月21日のモスクワにおける独露外相会談では、ウクライナ問題の他、複数の国際社会の重要な問題の議論が見込まれている。とりわけ、シリア情勢、イランの核プログラム問題、ペルシャ湾の安全、今後の軍備管理、二国間の経済、科学、文化協力について競技が行われる予定。

なお、ウクライナのヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、独仏宇露の4国からなる「ノルマンディ・フォーマット」での会合開催を支持している。

同時に、ウクライナ東部では、8月20日、スタニツャ・ルハンシカにて、ロシア連邦の違法武装集団側が防衛施設の解体に同意せず、双方同時の防衛施設解体は実現の見込みが立っていない。


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