米・仏大統領、来年の露のG7サミット招待に合意か=米報道
ウクルインフォルム
米CNNは、フランスのマクロン大統領と米国のトランプ大統領が、電話会談の際に、2020年にロシアをG7に招待することで合意したと報じた。
20日、CNNがホワイトハウス内の情報源をもとに報じた。
報道では、「20日、ホワイトハウス内の高官がCNNに対して、トランプとマクロンが火曜日の電話会談時に、ロシアを来年のG7に招待したいということで同意した。週末のG7会合では、首脳たちは本件を定期することが予定されている」と伝えられている。
なお、この電話会談は、フランスのビアリッツにて24日に始まるG7首脳会談について協議するために予定されていたもの。CNNの情報源によれば、ロシアを来年招待するとの提案は、マクロン仏大統領からのものであり、トランプ米大統領がこれに同意したのだという。2020年は、米国がG7首脳会談を開催することになっている。
ロシアは、2014年、ウクライナ南部のクリミア半島を併合したことによりG8から除外されていた。
また、これに先立ち、トランプ米大統領は、ロシアのG8回帰を支持する準備があると発言していた。一方、マクロン仏大統領は、19日のプーチン露大統領との会談後、同国のG8回帰とロシア・EU関係の再生は「ウクライナ危機」解決の進展に左右されるものだと発言していた