宇露首脳、ノルマンディ首脳会合開催可能性につき協議=ウクライナ大統領府発表
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、ロシア連邦のプーチン大統領との電話会談時、独仏宇露4国からなるノルマンディ・フォーマットでの首脳会談の開催につき合意した。
7日、ウクライナ大統領府広報室が同日の電話会談の結果を公表した。
発表には、「両者は、三者コンタクト・グループでの対話の重要性につき話をした。ゼレンシキー大統領は、居住する場所に関係なく、全てのウクライナ人の権利を守っていくとしつつ、そのために憲法改正は必要ないと強調した。両者は、ノルマンディ・フォーマットの国々のあり得る首脳会談につき合意した。作業グループが現在ハイレベルで署名するための文書を準備している」と書かれている。
また、大統領府は、ゼレンシキー大統領は、7月21日から確立されている停戦を一貫して遵守することとコンタクト・ラインから兵力等を引き離すことの重要性を強調したと伝えた。
加えて、両首脳が夜間の攻撃、それに伴うウクライナ軍人4名の死亡について協議したとも書かれている。発表には、「ゼレンシキー大統領は、類似の事案が繰り返されることは看過できないと強調した」と書かれている。
発表によれば、ウクライナとロシアの両大統領はまた、スタニツャ・ルハンシカ地区での橋の回収のために必要な地雷除去プロセスについても協議したと発表された。
また、人質交換についても話されたことが伝えられた。