ゼレンシキー大統領、4名軍人死亡を受け、独仏露3国に速やかな協議再開を呼びかけ
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、6日にドネツィク州パウロピリにてロシア占領軍の攻撃によりウクライナ軍人4名が死亡したことにつき、ノルマンディ・フォーマットに参加するドイツ、フランス、ロシアの3国の首脳に対して、可能な限り早い時期に協議を再開するよう呼びかけた。
6日、ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
大統領は、「ウクライナ軍人4名がパウロピリ近郊で対戦車グレネード・ランチャー(RPG)により死亡した。『収穫期停戦』は17日間続いた。今日の事件は、この停戦破綻を狙っただけではなく、協議プロセス全体の破綻を狙ったものである。ウクライナは、心から平和を望んでいる。そして、私たちの願望は不変である。今日、誰がこの平和を望んでいないか、全世界が知ることになった」と指摘した。
大統領はまた、そのために「ノルマンディ・フォーマット」参加国首脳である、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相、ロシアのプーチン大統領に対して、可能な限り早い時期に協議を再開するよう呼びかけると強調した。
大統領は、亡くなった軍人の親族に対する哀悼の意を表明するとともに、「私たちは、戦闘行為の終了のための作業を止めないし、ウクライナ軍人への攻撃を対応なしで放っておくこともない」と発言した。
最後に、大統領は、ウクライナは「必ず一体となり、平和になる」と強調した。
これまでの報道にあるように、8月6日、ウクライナ東部ドネツィク州のパウロピリ近郊にて、ロシア占領軍のウクライナ部隊配置地点への砲撃により、ウクライナ軍人4名が死亡していた。