メドヴェチューク氏にウクライナを代表して話す権利はない=大統領府
ウクルインフォルム
ウクライナ大統領府は、国際社会に対して、野党プラットフォーム・生活党の幹部ヴィクトル・メドヴェチューク氏の行動を通じてウクライナ外政を理解するのは過ちだと警告した。
19日、大統領府がリーガ通信の問い合わせに応じて発表した。
大統領府は、「ウクライナ大統領は、メドヴェチューク氏に欧州議会やその他の国際場裏でウクライナの立場を表明する権限を一切与えていない。世界のいかなる場所においても、メドヴェチューク氏はウクライナを代表することはできない。彼が代表できるのは自分自身、もしかしたらそれに加え、同僚と色々な親戚ぐらいである」と発表した。
大統領府はまた、ウクライナ外政に責任を有す政権幹部のみがウクライナの立場を表明できるのだと説明した。
大統領府は、「私たちは、ウクライナの国際パートナーたち皆に対し、ウクライナ外政原則に関するあり得る誤った誘導につき警告する。それは、この人物(編集注:メドヴェチューク氏)の行動により生じる可能性がある」と強調した。
これに先立ち、17日、メドヴェチューク氏がストラスブールにおいて、独自の「ドンバス情勢解決計画」を提示していた。しかし、その計画は、実際にはプーチン露大統領の発言を踏襲しただけのものであった。メドヴェチューク氏は、ウクライナ東部の平和は、「キーウ(キエフ)、ドネツィク、ルハンシク、モスクワの政権」が直接対話をしてのみ解決実現可能だと主張していた。