ウクライナ代表団、欧州評議会議員総会の参加を停止する意向を発表
ウクルインフォルム
欧州評議会議員総会(PACE)のウクライナ代表団は、24日のPACEによる決議採択を受け、夏季回帰への出席を停止する決定を下した。
25日、ヴォロディーミル・アルイェウ・ウクライナ代表団団長が自身のフェイスブック・アカウントにて発表した。
アルイェウ団長は、「ウクライナ代表団は、PACEの会合において、ロシア代表団の権限剥奪に関する問題以外の作業への参加を停止する決定を下した。ウクライナ代表団は、ウクライナ最高会議に対して、ウクライナ代表団のPACEへの今後の参加を停止することを審議するよう緊急に要請する。また、ウクライナ代表団は、ウクライナ大統領と外務省に対して、今後の欧州評議会諸組織へのウクライナの参加に関する明確な立場を形成するよう呼びかける」と発表した。
これに先立ち、24日、欧州評議会議員総会(PACE)は、ウクライナへの侵略を契機にPACE内の権限を剥奪されていたロシア代表団のPACE回帰を可能とする決議を採択していた。ウクライナ代表団は、投票後、抗議の意思表明として議場を去っている。