バカーノウ保安庁臨時長官代行、ロシア国籍の配偶者について説明

バカーノウ保安庁臨時長官代行、ロシア国籍の配偶者について説明

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イヴァン・バカーノウ保安庁(SBU)臨時長官代行(第一副長官)は、自身の配偶者がロシア国籍を有していることにつき、現在、同人物はウクライナ国籍取得手続きをしており、また親ウクライナ的立場を有していると説明した。

12日、SBUフェイスブック公式アカウントにバカーノウ臨時長官代行の声明が掲載された

バカーノウ代行は、「私たちが皆で政界進出をする決定を下したとき、一人一人が、自身の家族、友人、隣人、ペットでさえもが社会に顕微鏡で凝視されることになることを認識していた。私も覚悟はできていた。そのため、私の身近な人を使って私を脅そうとしている人々皆に対して、私は、『脅せなどしない』と伝える。私は、これまで一度も何かを隠したことなどないし、今後も隠すつもりはない」と強調した。

同代行は、SBUの特殊調査により、自身のSBU第一副長官職への任命や自身が国家機密へのアクセスを得ることに制限や障害はないことが判明していると説明した。

また同代行は、ロシア国籍を有す自身の配偶者のオクサーナさんについては、同氏は自身と同じクリヴィー・リフ市の学校を卒業しており、その後、ロシアの大学に入学、ソ連崩壊時にロシア国籍を取得したと伝えた。

バカーノウ代行は、「その頃のウクライナとロシアの関係は今とは全く違うものであったことを指摘する。同時に、1998年以降、彼女はウクライナの長期居住権を持ってウクライナで暮らし、働いており、現在ウクライナ国籍取得手続き中である」と延べ、またオクサーナさんは2013年以降ロシア領を訪れていないと説明した。

同代行は、「(ウクライナ)国籍取得は、長年にわたり、複数の政権関係者による汚職の巣窟となっていた。私たちは、一度たりとも『企業』や仲介人のプロセスを利用したことはないし、大統領にもお願いするつもりはない。私たちは、大統領の電話番号を持たない何千人の普通の人々が行うのと同じように、行っていく。オクサーナは、確固とした親ウクライナ的立場を有している」と強調した。

これに先立ち、5月22日、ゼレンシキー大統領は、イヴァン・バカーノウ氏をSBU第一副長官・SBU中央局汚職・組織犯罪対策総局局長に任命していた。ゼレンシキー大統領とバカーノウSBU臨時長官代行は、ともにクリヴィー・リフ市出身の幼馴染として知られる。


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