ゼレンシキー大統領、大統領府の主要人事を決定
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、大統領府の副長官職、補佐官職、最高会議代表を任命した。
大統領府に関連大統領令が掲載された。
大統領令第306/2019により、セルヒー・トロフィモウ氏が大統領府第一副長官に任命。トロフィモウ氏は、ゼレンシキー氏の所属したスタジオ「95街区」の制作総責任者として知られる。
そして、各大統領令によりユーリー・コステューク、ルスラン・リャボシャプカ、キリロ・ティモシェンコが大統領府副長官に任命された。
ユーリー・コステューク氏は、スタジオ「95街区」のドラマと映画のシナリオライターとして知られ、ゼレンシキー大統領の大統領選挙運動時に選対本部でクリエイティブ・グループに参加していた。
ルスラン・リャボシャプカ氏は、選挙運動時に、ゼレンシキー大統領の治安・汚職対策制作問題補佐官として働き、また、過去には国家汚職防止庁(NAPC)に勤務していたことも知られている。
キリロ・ティモシェンコ氏は、「グッド・メディア」プロダクションの創始者であり、社会・政治公共放送の撮影に携わってきた人物であり、ゼレンシキー大統領の就任式の運営委員会に入っていた。
また、セルヒー・シェーフィル氏がゼレンシキー大統領の第一補佐官に任命された。シェーフィル氏は、スタジオ「95街区」のディレクターを務めていた人物であり、ゼレンシキー氏のビジネス・パートナーとして知られる。シェーフィル氏は、ボフダン・バカーノウ氏とともに、大統領府長官職への就任可能性が報じられていた。
その他、ルスラン・ステファンチューク氏が大統領補佐官兼最高会議内大統領代表に任命された。
また、ミハイロ・アリベルトヴィチ氏が大統領補佐官に任命された。