ゼレンシキー大統領、コロモイシキー氏の弁護士を大統領府長官に任命
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、アンドリー・ボフダン氏を大統領府長官に任命した。
大統領令第304/2019が大統領府ウェブサイトに掲載された。
大統領令には、「ウクライナ憲法第106条3項にのっとり、また公務法第3条3項2号を考慮し、アンドリー・ボフダン氏を大統領府長官に任命することを決定する」と書かれている。
これまでの報道にあるように、アンドリー・ボフダン氏は、ウクライナの法律専門家であり、ヤヌコーヴィチ政権下のミコラ・アザロウ首相率いる政府(2010〜14年)で汚職対策問題政府全権として勤務していた人物。また、大富豪(オリガルヒ)のイーホル・コロモイシキー氏の弁護士としても知られる。ボフダン氏は、司法問題補佐役としてゼレンシキー大統領の選挙運動に関わっていた。以前、コロモイシキー氏は、ボフダン氏が大統領府長官に任命される可能性があると発言していた。