人気音楽家のヴァカルチューク氏、議会選に向け新党を発表

人気音楽家のヴァカルチューク氏、議会選に向け新党を発表

ウクルインフォルム
16日、人気ロックグループ「オケアン・エリジ」のボーカルである、スヴャトスラウ・ヴァカルチューク氏は、最高会議(国会)選挙に向け、自らの政党「声党」(«Голос»)の結党を宣言した。

新党のプレゼンテーションは、首都の旧キーウ(キエフ)山にて行われた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ヴァカルチューク氏は、「私たちは、政治勢力を作る。真の変革の政党だ。この政党の名前は、『声党』である」と発言した。

同氏はまた、声党が最高会議選挙に出馬することを伝え、「古い政治を壊し、新しい政治を作る」と強調した。

ヴァカルチューク氏は、オリガルヒ(大富豪)は同政党に資金提供をしないとし、「同党は、コピーカ(フリヴニャの下位通貨単位)も、お菓子も受け取らない」と発言した。

同氏は、「私たちの声は、調和して強力に響いていくことになる。今日、この声はこう述べる。『第一に、ウクライナ国民の利益が最上位。第二に、ウクライナの存在上の選択は欧州である。第三に、全ての人にとって法は一つ。第四に、経済はオリガルヒ抜きで自由であるべきだ。第五に、政権は国民に報告するべきだ』」と強調した。

ヴァカルチューク氏はまた、自身のチームのメンバーを紹介した。同時に同氏は、彼らは最高会議選挙時の声党の比例名簿に入る候補者リストではないと強調し、リストはいずれ党大会で作られると説明した。紹介されたのは、経済専門家のユリヤ・クリメンコ(元経済発展・貿易次官)、ヤロスラウ・ユルチシン(トランスペアレンシー・インターナショナル・ウクライナ代表、汚職対策専門家)、ユーリー・ソコロウ(医学アカデミー所属)、アンドリー・シャラスキン(軍人、ドネツィク空港防衛戦参加者「サイボーグ」の一人)、ソロミヤ・ボブロウシカ(活動家)であった。

ヴァカルチューク氏は、「彼ら一人一人が愛国者であり、専門家であり、秩序だった人である。それぞれがこれまでウクライナを変えてきた人である。これから私たちは皆一緒になって、ウクライナ政治を変えていく」と発言した。


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